確定申告の申告期限までにきちんと申告を済ませて還付金が入金されたがその後申告内容に間違いが判明し還付額が多すぎたことがわかった。でもまだ申告期限は過ぎていない。そんな場合にはどうするか。


2021年の確定申告が2月16日からスタートします。


今回はタイトルに記載したように、確定申告(還付になるケース)を無事に期限内に終わらせ、その後しばらくして還付金が口座に入金された後に申告した内容の間違いに気づいたらどうするか。


申告をやり直すことになるんですが、一連の流れを確認しましたので覚書の意味で記事にしておこうと思います。


想定している状況はすごく狭いですが、同じような状況になった人の参考になればと思います。

目次

今回の記事の対象をしているケースと一連の手続きの流れ



記事冒頭でも少し触れましたが今回の記事の対象とする状況はこんな状況です。

こんな状況を想定

・確定申告の申告期限内である3月15日(※2019年分と2020年分の確定申告については新型コロナウイルスの影響により、申告期限が延長されております)までに無事に申告が完了している。(例えば2月3日に申告が完了している。)

申告したことで還付となり、すでに還付金(仮に40,000円とします)が自分の口座へ入金されている。(例えば2月23日に還付金が自分の口座に入金された。)

還付金が口座に入金された後に、申告した内容に間違いがあることに気づいた。

・正しく申告したとしたならば、還付金は当初の40,000円ではなく34,000円くらいになりそうだ。(還付されすぎた状態

・上記に気づいた時点でまだ確定申告の期限である3月15日はすぎていない。(例えば2月25日とか。)



で一連の手続きの流れとしてはざっくりですがこんな感じになります。


  • 正しい確定申告書を作り直す
  • 間違った申告の還付金額と正しい申告の還付金額との差額を把握する
  • 正しい確定申告書を再度提出する
  • 間違って多く還付された金額を返金する(納付)



確定申告で申告内容が間違っていたことで還付されすぎた金額は返金する。



上で記載したような状況で申告期限内に間違いに気づいた場合には、とりあえず正しい確定申告書を作成し直します。


正しい確定申告ができあがったら、最初に提出した間違った申告書の還付金額と作り直した確定申告書の還付金額との差額を計算しましょう。



確定申告書B様式の場合は下記、52番の金額になります↓




この差額が返金する金額になります。




具体例

① 最初に提出した間違った申告書に記載された還付金額は40,256円

② 作り直した正しい申告書に記載された還付金額は34,090円

③ 差額は6,166円(40,256円ー34,090円=6,166円)

④ 6,100円が還付されすぎているので返金する。(※百円未満をの端数は切り捨て)


申告内容を間違ってしまい多く還付されてしまった金額はどうやって返すか。



差額、つまり返金しないといけない金額が確定させたら次に申告書を提出した税務署に電話して一連の状況を説明してどう対応すればよいかを確認しましょう。


今回、確認した税務署によると

税務署の人

まずは正しく作成し直した確定申告書を再度提出してください。

この場合はまだ申告期限内になりますので修正申告ではなく、訂正申告になるかと思います。

そして間違った申告書の還付金額と正しい申告書の還付金額との差額(還付されすぎた金額)については百円未満は切り捨てていただき「納付書」で支払ってください。




とのことでした。


ですので、正しく計算しなおした確定申告書を税務署に提出しましょう。


提出方法は紙に印刷して提出してもよいですし、電子申告でもいいですしお好きなようにしていだければ。



で後は差額を返金すれば手続きとして完了のようです。

今回のケースでは納付書を税務署にもらいに行き、そこで返金額を納付書に記載して、支払うこととなります。支払いは税務署の窓口でもできますし、金融機関でも可能です。



返金方法については税務署ごとに対応が少し違う可能性もありますのでその点は電話で確認するのが確実かと思います。


マイナンバーカードとカードリーダーを持っている人で、かつe-taxのweb版が使えるような人であれば「納付情報登録依頼」から納付情報を発行してそこからインターネットバンキングで支払ったり、ダイレクト納付で支払ってもいいのではないかと個人的には思います。

2021/2/13 追記

納付情報登録依頼で納付情報を発行し、その後ネットバンクで支払いをしても今回の申告を管轄した税務署の場合には問題なく手続きができました。

なので他の管轄の税務署でも紙の納付書による支払ではなく、同様の手続きは可能かと考えられます。





返金するということが大事なことであって、その返金方法は特に問題にならないのではないかと。。。。


まとめ


申告内容を間違って還付金が多くなりすぎたとしても慌てずに自分の申告の状況を確認して対応すれば特に問題はないと思っています。


今回のようなことになると返金の手間が増えてしまうので面倒臭いです。

なので最初から間違えない申告をするのが一番いいです。とはいえ、間違ってしまうことは誰にでもあるので間違いをそのままほったらかしにせずに修正・訂正するのが大事なのではないでしょうか。





【本日の近況報告】

ホームページのバナーやらなんやらを作るためにAdobe Creative Cloudにてillustratorを年間契約しました。

ちょうどなんかのキャンペーンで割安に契約できたのでよかったのかなと。

さすがに使い方がわからないので入門書を1冊併せて購入しました。



カッコいいデザインなんかはできるはずがないんですが、簡単なバナー程度を作れるようになれば御の字かなと。

0からデザインつくるデザイナーの人ってすげーっすね。

【本日の1曲】

T字路s /暮らしのなかで


ティージロスと読むようです。最近知ったのですが活動してもう10年くらいになるベテランのバンド(デュオ)なんですね。

ギターとウッドベースのみでドラムは無し!

ボーカルの伊東妙子さんのしゃがれ声は聴いた瞬間からなんかこう「ガッ!!」と掴まれるものがあります。ブルージィというかソウルフルというか。カッコいいです。

立ち飲み屋さんとかで流しで唄ってたら絶対投げ銭しますね。個人的に。

歌詞も日本語なのでわかりやすいです。普段あんまり歌詞は気にしないんですが、ティージロスは歌詞が曲と一緒にスッと入ってくるような気がします。


2020年11月には三枚目のアルバムが発売されており、先行曲「夜明けの唄」を聴きましたがPVには俳優の山中崇さんが警備員役で出演しています。友達かなんかでしょうか?

話がそれますが、ドラマ「深夜食堂」の山中崇さんの演技好きでした。いい俳優さんですよね。

新しいアルバム、いいアルバムなのでt字路’sに胸ぐらをつかまれたいかたは是非。

ライブ見てみたいです。コロナが無ければ絶対見に行ってる。


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