会社設立の時に登録免許税を半額にする方法

独立した時に税理士事務所とは別に会社を持ちたいと考えています。

会社を作る時には登録免許税がかかりますが、登録免許税を半額にする方法があります。

目次

特定創業支援事業を受講すると登録免許税が軽減される

 

大阪市では創業支援の一環として下記の取り組みを行っています。

 

で、この取り組みである<特定創業支援事業>を受講したら会社を設立するときの登録免許税が半額になります。

 

 

大阪市では、市域において創業をめざす方への支援に一層取組み、創業の促進による産業活性化を図るため、平成26年1月20日に施行された「産業競争力強化法」に基づく「創業支援事業計画」(計画期間:平成26年4月1日~平成27年3月31日)を策定し、平成26年6月20日に国の認定を受けました。
この認定を受けたことによって、計画に定める「特定創業支援事業」を受け、本市が証明書を交付した創業者は、以下の優遇を受けることができます。

(1)株式会社、合名会社、合資会社又は合同会社を設立する際の登録免許税を2分の1軽減
【株式会社の場合】
資本金の0.7% → 0.35%(最低税額15万円の場合は7.5万円)
(2)無担保、第三者保証人なしの創業関連保証が事業開始6ヵ月前から対象
(3)日本政策金融公庫の新創業融資制度の自己資金要件が充足しているものとみなされます
(4)日本政策金融公庫の新規開業支援資金の貸付利率の引き下げ

(大阪市HPより)

 

 

今回この制度を利用して会社設立時にかかる登録免許税を節約してみようと思います。

 

大阪市なら大商開業スクール等が該当

 

大阪市で特定創業支援事業を受けようとする場合には

大阪市がメインになってやっているものとして

 

・立志庵

・創業チャレンジゼミ

・あきない虎の穴  等

があり、

 

大阪商工会議所がメインになってやっているものとして

 

・大商開業スクール

があるようです。

 

上記のうち、どれかのプログラムに申し込みをして指定された講義(有料)を修了すると

<証明書>がもらえ、

その証明書があれば会社設立時に登録免許税が半額になるという流れになります。

 

今回、大商開業スクールを受講することにしました。受講料が全5回で10,800円とリーズナブルなこと、講習は毎週土曜日にあるので仕事が休みで参加しやすいこと、開催場所の大阪商工会議所が自宅からのアクセスが割と良かったことが決め手でした。

 

合同会社の登録免許税は6万円~になるので上記のプログラムを修了すると最低3万円の登録免許税で済むことになります。

 

10,800円で創業に関する知識が学べて、登録免許税も半額になるのでかなりいい仕組みですね。

 

大商開業スクール申し込み方法

 

大商開業スクールはネットからの申し込みが可能です。

申し込み方法は次の手順で行います。なお、定員30名になり次第締め切りとのことです。気になるかたは早めに申し込みしましょう。

 

まずはグーグル先生で<大阪市 創業>で検索

 

 

大阪市のHPへ進み下記の箇所をクリック。

 

 

 

進んだ画面の下の方に<大商開業スクール>があるのでクリックして

大阪商工会議所のHPへ

 

 

 

大商開業スクールの画面の<詳細はこちら>をクリック(少し見にくいですが。。)

 

 

 

進んだ画面の下の方に<ホームページから申し込み>をクリック

 

 

 

申し込みのフォームが開くので必要事項を記載して送信します。

 

申し込み後に受講料を振込して完了です。

 

 

 

まとめ

 

税理士なら会社の設立や経営のことを知っているように思われがちですが、

私はわからないことだらけですので実際に自分で会社を設立する経験をしてみて、その経験をもとに困っている人のお手伝いができるようになれればと思います。

9月から全5回の講習でしっかり学んできます。

 


【本日の近況報告】

本日は家族で淀川花火大会に参加。

去年までは税理士試験直前だったので参加できないことも多かったですが

今年は試験がないので思いっきり楽しめそうです。

 

【本日の1曲】

泉谷しげる/君の便りは南風

 


夏になると毎年聴いている気がします。

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