弥生会計のデータをクラウド会計ソフトのfreeeにインポートする際に【伝票番号が同じ仕訳は同じ日付にしてください】というエラーがでた場合に確認すべき箇所と対応方法を記事にしておきます。
freeeへ弥生会計のデータをインポートする際に伝票番号が同じ仕訳は同じ日付にしてくださいと表示された場合に確認する箇所。
freeeには弥生会計の仕訳日記帳から汎用形式でCSVエクスポートしたデータを取り込むことができる機能があります。
弥生会計の仕訳日記帳から汎用形式CSVでエクスポートしたデータがこちらになります↓
このデータをfreeeのこういった画面からインポートを行っていきます↓
で、このインポートを行う際にファイルをアップロードすると下記のようにエラーがでる時があります↓
こういったエラーが出る場合、どういった対処をすればよいかはfreeeのHPにこのような記載があります。
伝票番号が同じの場合にはエラーがでるので、同じ伝票番号を使っていないかを確認して、同じ伝票番号があれば別の伝票番号にしてください。といった旨のコメントがあります。
この点、さきほどのCSVデータを確認してみると「空欄」になっているため、同一の伝票番号を使用していないように思えます。
ですが、これ、おそらく伝票NO,欄が空欄の場合にもエラーとなるようです。
なので、弥生会計の仕訳日記帳から汎用形式CSVでエクスポートしたデータが空欄になっていないかを確認しましょう。具体的にはこの黄色の部分です。
上記の黄色の箇所が空欄になっている状態ではfreeeにデータをインポートはできないようです。
弥生会計の画面でいうところの下記赤枠部分が空欄になっている状態でCSVデータをエクスポートするとC列の伝票NO,欄が空欄になります。
弥生会計を使用して会計データを作成すると通常は伝票NOが自動で付番されるのですが、MFクラウド会計から弥生会計に会計データをインポートするとこのように伝票NOが空欄になることがあります。
なのでこの「 伝票番号が同じ仕訳は同じ日付にしてください」というエラーが出た場合にはCSVデータのC列の【伝票NO,】欄になにかしらの伝票番号(123456など)のデータを入力しなおしたうえでfreeeにインポートする必要があります。
もともとの弥生会計のデータに伝票NOを付けていくことは大変なので、直接CSVデータを加工して伝票NOを付番していきましょう。
特にこだわりがなければ1から始まる連続データでいいと思います。
こんな感じです↓
単一の仕訳データであればこの方法でエラーが解消されます。
ただし複合仕訳の場合には追加で注意が必要です。
複合仕訳がある場合には伝票NOは同一にしないとエラーになる。
freeeに給料の仕訳などの複合仕訳をインポートするには同じ伝票NOをつけないとこのようなエラーが発生します。
該当箇所の仕訳データを確認するとこんな感じで複合仕訳になっています。
網掛けで選択している箇所になります↓
こういった複合仕訳の場合には伝票NOを同じ伝票番号にしたうえでインポートする必要があります。
いまは2,3、4、5、6といった形で連続した伝票番号がC列に付されている状態です。
なのでこの連続した伝票番号を削除して統一した伝票番号(今回の場合には「200」)に変更します↓
同様に他にも複合仕訳がある場合には統一した伝票番号に変更したうえで再度freeeへインポートしましょう。
まとめ
弥生会計のデータをfreeeにインポートする際に「伝票番号が同じ仕訳は同じ日付にしてください」というエラーが表示された際に確認したい点を記事にしました。
弥生会計のデータの伝票番号が空欄になっていないかを確認して必要に応じて番号を付番するようにして対処しましょう。
freeeのHPの対処方法に「伝票番号が空欄の場合にもエラーになります」といった旨を書いていてくれればわかりやすくてよいのですが。。。。。
【本日の近況報告】
秋の味覚、梨を大量にいただく。
しばらくは果物には困りません。
ブログ記事があと10記事くらいで100記事に到達します。カウントダウンに入りました。
【本日の1曲】
the teardrops / good bye i love you
ロンドンナイトクラシック、ラストギャンブルゴービリーでおなじみのティアドロップスの1曲。
ロカビリーないい曲だな~。サビ後のコーラス部分が特に好きです。