令和3年分の確定申告から「ふるなび」や「さとふる」や「楽天ふるさと納税」などの特定のふるさと納税サイトが発行した控除証明書を確定申告の資料として使えるようになったので試しにやってみました。
証明書の申込からデータの取得・印刷までの過程を備忘記録としてまとめておきます。
事前準備 ふるさと納税をおこなったサイトから証明書の発行を依頼する ふるさと納税サイト【さとふる】の場合
今回ふるさと納税サイトの「さとふる」から証明書を取得しました。
通常は各自治体から寄付金の控除証明書が1枚ずつ送付されてきますが、この方法を使うと、このふるさと納税サイトで行った寄付に関してはすべてまとまった1枚の証明書として取得が可能です。
ということは(同じサイトで複数回のふるさと納税を行った場合には)わざわざ各自治体から送付される控除証明書を保管することなく、サイトから発行される、この1枚の証明書があれば事足りるということです。
「さとふる」における証明書の具体的な発行方法ですが、サイトにログイン後、「マイページ」の画面へ進み、下記の箇所から発行の依頼を行います。
今回はこちらの「電子発行」により証明書を取得してみます。
「電子発行」と書かれている部分をクリックすると画面が下記のように切り替わります。
必要な年分の証明書のチェックボックス欄にチェックをいれて、画面を下にスクロールして
「利用規約に同意する」にチェックをいれて次に進むと「さとふる」に登録しているメールアドレス宛に証明書のデータが送付される旨の画面が表示されます。
ちなみにデータに関しては1月中旬以降順次メールにて送付される旨の記載がありました。
年末ぎりぎりに駆け込みでふるさと納税をした場合、各自治体からの控除証明書は少し遅れて届くことが想定されるので、こちらの方がスピード感をもって控除証明書の取得ができそうな気がしています。
逆に年末のギリギリではなく、7月や8月などに余裕をもってふるさと納税をした場合、普通であれば各自治体から控除証明書が郵送されていると思うので、証明書を失くしたりせずにきちんと保管しているのであればこの方法を使う必要はないのかもしれません。
証明書のデータを取得する
今回証明書の発行依頼をして数日後に「さとふる」からこのようなメールが届きました。
届いたメールに記載されたURLにすすみ、ログインすると下記のような画面に切り替わります。
ここから「寄付金控除に関する証明書(XMLデータ)」をダウンロードしましょう。
QRコード付証明書等作成システムを使用してPDFデータを取得する
ふるさと納税サイトからダウンロードした証明書のデータに関してはそのまま国税庁の「確定申告書作成コーナー」などでデータとして添付することが可能です。多分。
直接添付するのではなく、もし印刷をしたい場合にはこちらの「QRコード付証明書等作成システム」を利用して受け取ったデータをPDFデータに変換することで印刷が可能になります。
「QRコード付証明書等作成システム」 はこちらからどうぞ
https://cps.e-tax.nta.go.jp/UF_QR/WP000/FCSEQR010/SEQR0010SCR.do
事前にセットアップをすませておきましょう。
こちらの画面で送付されてきた電子データを読み込ませていきます。
問題なくファイルの読み込みが完了すると次のような画面が表示されますので印刷をしていきましょう。
下記のようなPDFが発行されました↓このサイトのふるさと納税の記録が1枚の用紙にまとまって記載されていました。
これを証明書として保管して確定申告の際に使用していきましょう。
まとめ
ふるさと納税の控除証明書を各自治体からではなく、ふるさと納税サイトから取得し、その取得したデータを 「QRコード付証明書等作成システム」 でPDFデータに変換して印刷するまでの過程を記事にしました。
手続き自体はそこまで難しいものではありませんでした。
1件、2件程度のふるさと納税であればこの方法をつかわずに自治体からの控除証明書を待つほうがいいかと思いますが、10件以上のふるさと納税をされる人で、かつ同じふるさと納税サイトを使っている場合にはこの方法は便利になるのではないかと感じます。
【本日の近況報告】
名刺のデータを変更して名刺を作り直す。
【本日の1曲】
HALFBY/STAR TRACK
京都のDJハーフビーの1曲。
ラジオでハーフビーの別の曲が流れてきて久しぶりに聴いたのですが、ハーフビーの曲でもこの曲はメロディーがキレイで気に入っています。