確定申告書の控えを無くしたけど過去の申告書の内容を確認したい。税務署での閲覧サービスをやるためにはどうするか?




過去の確定申告書の控えを無くしたときや、昔税務署になんか申請書類を提出したけど、どんな申請をしたのか忘れたときは税務署に行けば過去に自分がどんな申告書や申請書を提出しているかを無料で確認することができます。



閲覧申請の方法のやり方自体は難しくないので自分への備忘記録もかねてまとめておきます。



目次

税務署で閲覧サービスを使って自分の過去の申告書の内容を確認するやり方。



過去の自分の申告内容を確認することができるこの閲覧サービスですが、閲覧の仕方にいくつか方法があって、大きくわけると


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  • 自分(納税者)が税務署に直接行って自分で過去の申告内容を確認する方法
  • 税理士とかの代理人に税務署に行ってもらって自分の過去の申告内容を確認してもらう方法

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の2つがあるんですが、今回やり方を紹介するのは「自分が税務署に直接行って自分で申告内容を確認する方法」になります。

委任状があれば税理士とかの代理人がかわりに閲覧することはできますが今回はその内容は省略します。

というか自分が代理人として閲覧申請をやったことがないのでわかりません。



閲覧申請に必要な物



税務署にて閲覧申請をする際に必要なものは、本人確認の資料として

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  • 運転免許証
  • マイナンバーカード
  • 健康保険証
  • 住基カード
  • 在留カード etc

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のうちどれか一つと、あとは

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  • 印鑑(認印でOK)
  • スマホ

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があれば閲覧は可能です。
申告書の控えの写真を撮るのでスマホをお忘れなく。


本人確認の資料についてですが、上記に記載したうち、運転免許証か、マイナンバーカードか、健康保険証あたりをもっていくのが一般的かなと思います。

所轄の税務署の総合窓口にて申請書の記入




運転免許証などの閲覧に必要なものの準備ができたら次は、自分の確定申告書を提出した税務署(所轄税務署)に行きましょう。


所轄の税務署の総合受付で「閲覧申請をしたい旨」を伝えると↓の申請用紙をもらえますので記入します。






主な記入箇所ですが、書類右上の赤枠部分に住所などの記入と印鑑の捺印をします。それから黄色のマーカー部分の☑チェックボックスに必要に応じてチェックを入れてください。


わからなければ税務署の職員の人に聞けば教えてくれますので大丈夫です。


具体的には↓の画像を参考にしていただければ。



申請書への記載が終わったら受付にこの申請書を提出すればOKです。

あとは税務署職員の人が申告書の控えを準備するまでの間、ひたすら待ちます。

[aside type=”warning”] ※注意 
閲覧しようとする申告書の年度が5年以上前など古すぎる場合には税務署内に控えが無いことがあります。
その場合には後日申告書の控えを取り寄せてからの閲覧になるので当日確認できないケースもあります。
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閲覧ブースに移動して申告書の閲覧とスマホで画像撮影




職員の人の準備ができ次第、名前を呼ばれて申告書の閲覧ブースに移動します。


ここで税務署の職員の同席のもと、閲覧申請した年度の申告書を見せてもらえますが、この際に申告書の受付印、氏名、住所等は白紙の厚紙で伏せられた状態になります。


例えば、所得税の確定申告書の閲覧申請を行う場合にはこんな感じで隠されます↓。




この状態でスマホで写真をとります。動画はとることはできませんのでご注意ください。


[aside type=”normal”]ワンポイント

申告書の文字は小さいので後でスマホで確認した時に文字が確認できない。
なんてことにならないにブレないように撮影しましょう。
もし失敗しても取り直すことはできるので慌てないでも大丈夫です。

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申告書の控えを撮影した後は撮影したすべての画像を同席している職員に確認してもらいます。
確認後、特に問題がなければ閲覧申請は終了です。


なお、この閲覧ブースでの閲覧やスマホでの写真撮影ですが、納税者に同行する形であれば税理士や税理士事務所の職員なども、閲覧ブースに同席できますし、納税者のかわりに税理士や税理士事務所の職員がスマホで写真を撮影することが可能です。


納税者に閲覧申請にいってもらったけど、不慣れなために必要な画像が無かった。
撮影してもらったが文字がブレてしまって確認できない。


という可能性もなきにしもあらずなので、二度手間を防ぐ手段の一つとして納税者に同行するというのもアリかもしれません。

まとめ



過去の申告書の控えを無くしてしまっても、本人確認書類と認印を持って自分の申告書を提出した税務署に行けば無料で過去に自分がどんな申告をしているかを確認することができます。


自分自身、今までこの申請を2回ほど行いましたが申請にかかる時間は税務署の窓口で申請してから閲覧が終了するまで40分~1時間程度だったと記憶していますので、税務署が混雑していなければそこまで待たされる負担感はないです。(この辺は時間の感じ方に個人差があると思いますが。。。)


※本記事作成時点の2020年5月時点においては新型コロナウイルスによる影響で税務署によっては感染防止のために対応する職員の数が少なかったり、コロナ融資関係で納税証明書の取得にくる人とかで、窓口が混雑していることが予想されます。


窓口が混雑していれば当然、閲覧申請にかかる時間も長くなりますので、もし閲覧申請をしようと思っている方は時間に余裕をもっておいていたほうが良いかと思います。





【本日の近況報告】

コロナウイルス感染拡大防止を目的として外出自粛要請が出ているため、自宅でお酒を呑む機会が増えています。

家の片づけをしていたところ、チェリーのリキュールがでてきたのでコーラと割ってチェリーコークにして呑んでいます。

この、チェーリーコーク、大学生の時によく遊びにいってたbarでよく飲んでたんですが、先日オンライン呑み会で当時の先輩と13年ぶりくらいに話す機会がありました。

その先輩13年の間に結婚して、離婚して、再婚してましたが相変わらず元気そうでした。


【本日の1曲】

Hoot strings / Lighthouse 

東京で活動する4ピースロックバンド、フートストリングスの新譜から。

もともとウッドベース、ギター、ドラムの3ピースでやってたんですが、メンバーチェンジを繰り返しいつの間にか4人になってたこのバンド。メンバーの中に地元の同級生が2人参加していまして、ドラムの方(↓のPVのジョンレノンみたいな人)は小学校~中学校の同級生で、ボーカルの方は高校で3年間同じクラスでした。


大阪から陰ながら応援しています。

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